今日は、新しい治療薬の明るい話題や、日々の暮らしにすぐに役立つ工夫が届きました。「自分だけじゃない」と思える体験談も集めています。ほっと一息つきながら、読んでみてください。

ケア・接し方

認知症ケア技法「ユマニチュード」導入 北見の医療法人 オホーツク勤医協の医師ら学ぶ

2026-07-15 16:23 JST / 北海道新聞デジタル

どんなニュース? 北海道の医療法人が、フランス生まれの認知症ケア技法「ユマニチュード」を導入しました。腕を下から支えるように優しく触れるなど、穏やかな接し方を学ぶ研修を、医師や介護職の方々が受けています。この技法は、介護される方の生活の質を高めると同時に、介護する側の負担も減らすことを目指しています。

よりそいポイント: 優しく触れる、目線を合わせて話しかける。こうした「当たり前だけどできていない」動作が、お互いの負担を減らすヒントになります。今日から試せることばかりです。

できること: ユマニチュードの考え方は、本や動画でも学べます。「優しく下から支える」「正面から目を見てゆっくり話す」など、少し意識するだけで今日から始められます。

急な免許返納はリスク「認知症になりやすく」 『運転終活』高齢者の「納得した返納」へ2つのステップ

2026-07-15 19:00 JST / Yahoo!ニュース

どんなニュース? 長野県で開かれた「運転の続け方・やめ方講座」が話題です。専門家は、急な免許返納はかえって認知症のリスクを高めると指摘しています。大切なのは、自分の運転の状態を正しく知ることと、段階的に運転を減らして他の移動手段に慣れていくことの2ステップです。

よりそいポイント: 「運転をやめさせる」と押し付け合いになるよりも、「一緒に他の移動方法を試してみる」というステップが、本人も家族も納得しやすい方法です。返納後の生活をあらかじめ体験しておくと、不安も減ります。

できること: お住まいの地域の自動車学校や自治体で「運転講座」を開いていないか、調べてみるとよいでしょう。バスやタクシーの使い方、買い物代行サービスなど、車以外の手段を少しずつ試してみるのもおすすめです。

家の空気改善、認知症リスク軽減に WHOが指針改定

2026-07-15 23:00 JST / 日本経済新聞

どんなニュース? WHO(世界保健機関)が、室内の空気の質を改善することが認知症のリスク軽減につながるという指針を改定しました。空気の汚れが、脳の健康に影響を与える可能性があることがわかってきています。

よりそいポイント: 特別な機械がなくても、こまめな換気は今日から始められます。「家の空気をきれいにする」という小さな工夫が、長い目で見ると脳の健康を支えることにつながります。

できること: 調理中や掃除の後は窓を開けて換気する。空気清浄機があればフィルターをこまめに掃除する。まずはできることから始めてみましょう。

医療・研究

若年性認知症は診断の15年前から始まっていた…患者に表れた「ある兆候」

2026-07-16 10:55 JST / ニューズウィーク日本版

どんなニュース? フィンランドの研究で、若年性認知症の診断を受ける最大15年前から、仕事の生産性が少しずつ落ちていたことがわかりました。計画を立てる、仕事を管理する、判断するといったことに、長く続く困難が現れたときは、単なる疲れやストレスと思わずに医師に相談することが大切だと専門家は話しています。

よりそいポイント: 「もしかしたら」と思ったとき、早めに相談することで、適切な支援や制度につながりやすくなります。専門家に話すことで、不安が和らぐこともあります。

できること: 気になる症状が続くようでしたら、かかりつけ医か地域包括支援センターに相談してみましょう。早期の気づきが、その後の暮らしやすさにつながります。

アルツハイマー病治療薬レカネマブの週1回皮下注射をFDAが承認

2026-07-16 02:33 JST / Investing.com

どんなニュース? アメリカのFDA(食品医薬品局)が、アルツハイマー病の治療薬レカネマブについて、週に1回の皮下注射を承認しました。これまでは病院で点滴を受けていましたが、自宅で注射ができるようになり、通院の負担が減ることが期待されています。

よりそいポイント: 治療の選択肢が増えることは、介護する家族にとっても希望です。まだ日本での承認は別途必要ですが、今後の治療の形が変わっていくかもしれません。

アルツハイマー病の新薬 中間段階の臨床試験で効果 米企業

2026-07-15 16:25 JST / NHKニュース

どんなニュース? アメリカの企業が開発中のアルツハイマー病の新薬が、中間段階の臨床試験で効果を示したと発表しました。まだ研究の途中ですが、新しい治療の可能性が広がっています。

よりそいポイント: 世界中でアルツハイマー病の治療薬の研究が進んでいます。「まだ治療法がない」と言われていた時代から、少しずつ希望が増えています。明るいニュースとして、気長に受け止めたいですね。

家族・当事者

「いつか私のことも忘れる?」若年性認知症と診断された夫の病状は/夫がわたしを忘れる日まで(8)

2026-07-15 22:21 JST / ママテナ

どんなニュース? 45歳の夫が若年性認知症と診断された妻の気持ちを描く漫画の連載です。医師から今後の進行について説明を受ける場面で、妻は「いつか私のことも忘れる?」と不安を感じながらも、夫の手を握ることができて「ちょっとホッとした」と複雑な気持ちをつづっています。

よりそいポイント: 「忘れられるのが怖い」と感じるのは自然なことです。それでも、今この瞬間に手を握れること、一緒にいられることの温かさを大切にしたい。そう思わせてくれる作品です。

「万が一の場合、延命治療はしないと決めていた」“認知症の90歳祖母”を介護施設に入所させ、批判殺到…インフルエンサー・カマたくが感じた、介護問題の現実

2026-07-16 06:20 JST / 文春オンライン

どんなニュース? 人気インフルエンサーのカマたくさんが、認知症の祖母を施設に入所させたことをSNSで報告したところ、「かわいそう」と批判が集まりました。しかし彼は「がんも認知症も病気。家族だけで看るのが難しいなら、専門家に助けを求めるべき」と話しています。延命治療については、祖母の生前の希望を尊重して「しない」と決めたそうです。

よりそいポイント: 施設を選ぶことに罪悪感を覚える方は多いですが、プロのサポートを頼ることは決して「逃げ」ではありません。むしろ、家族の絆を守るための賢い選択です。批判に負けず、自分たちのペースで決めていいのです。

できること: 施設入所を検討しているなら、ケアマネジャーに相談して、いくつかの施設を見学してみましょう。見学のときに「入所後の面会はどのくらい自由か」「気になることがあったらどう教えてくれるか」など、聞いてみたいことをリストにしておくと安心です。

南区・睦地域ケアプラザ 認知症当事者がイベント企画・運営 活躍の場を提供

2026-07-16 00:00 JST / タウンニュース

どんなニュース? 横浜市の地域ケアプラザで、認知症のご本人がイベントの企画や運営に携わる取り組みが行われています。「できること」に目を向け、活躍の場を提供することで、本人の自信や生きがいにつながっています。

よりそいポイント: 認知症と診断されても、その人にできることはたくさんあります。「できないこと」に注目するより、「今できること」を一緒に見つける視点が、お互いの毎日を豊かにしてくれます。

92歳母の介護に私も妹も限界>「認知症は軽いのに施設に入ってもらいたい」と思うのは身勝手?

2026-07-15 12:30 JST / Yahoo!ニュース

どんなニュース? 60代後半の女性が、92歳の母の介護に妹ともども限界を感じている悩みを相談しています。「認知症が軽いのに施設に入れたいと思うのは身勝手でしょうか」「娘たちと暮らしたいと言う母にどう伝えれば…」という切実な声が寄せられました。

よりそいポイント: 「介護がつらい」と感じるのは決して間違いではありません。自分の体力や気持ちの限界を認めることも、大切な家族への思いやりのひとつです。無理を続けるより、早めに第三者のサポートを考える方が、長い目で見て親子関係を守ることにつながります。

できること: 地域包括支援センターやケアマネジャーに「今の状況を話したい」と連絡してみましょう。一人で抱え込まず、専門家に現状を伝えるだけでも、気持ちが楽になることがあります。

きょうのことば

ユマニチュード: フランスで生まれた認知症ケアの方法です。「見る・話す・触れる・立つ」の4つの柱で、優しく接することで本人の尊厳を守り、穏やかな毎日を目指します。

レカネマブ: アルツハイマー病の進行を遅らせることが期待される治療薬です。脳にたまる「アミロイドβ」という物質を取り除く働きがあります。

地域包括支援センター: 高齢者の暮らしを総合的に支えるための相談窓口です。介護や健康、福祉についての相談が無料ででき、各市区町村に設置されています。


今日もおつかれさまです。「頼る」ことも、家族を大切にするひとつの方法です。一人で抱えきれないときは、誰かの手を借りていいんですよ。