おはようございます。今日は、お薬の新しい使い方で通院の負担が減る話や、暮らしのちょっとした工夫で脳の健康を支えるヒントをお届けします。「知らなかった」が「知ってよかった」に変わる、そんな情報を選びました。

医療・研究

認知症薬「レカネマブ」の皮下注射タイプ、米国で承認…治療初期から自宅での投与可能に

2026-07-15 10:28 JST / 読売新聞

どんなニュース? アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」について、アメリカで治療の初期から自宅で注射できる方法が承認されました。週に1回、ペン型の注射器で自分で打つことができます。今までは病院に通って点滴を受ける必要がありましたが、通院の負担が大きく減ることになります。

よりそいポイント: もしご家族がレカネマブを使っている、または使うことを検討しているなら、通院の回数が減らせるかもしれません。日本でも承認が申請されていますので、今後の動きが気になる方は主治医の先生に聞いてみるとよいでしょう。

できること: かかりつけの医師やケアマネジャーさんに「レカネマブの皮下注射が日本でも使えるようになるか」を聞いてみてください。情報を共有しておくと、治療方針を考えるときに役立ちます。

アルツハイマー病協会国際会議2026より、ライフスタイルプログラムがラテンアメリカ全域で認知症リスクのある高齢者の脳の健康を改善

2026-07-14 13:49 JST / 新潟日報

どんなニュース? ラテンアメリカ11カ国での研究で、運動や食事、頭を使うトレーニングなどを組み合わせた生活習慣プログラムが、認知症のリスクがある高齢者の記憶力や考える力を有意に改善したことが報告されました。サルサやタンゴなど、その土地の文化に合わせた運動を取り入れた点が特徴です。

よりそいポイント: 「特別なことをしなくてもいいんだ」という安心につながる研究です。体を動かすこと、バランスのよい食事、人との関わり。どれも今すぐ無理なく始められることです。大切なのは「完璧にやろう」としないこと。できる範囲で続けることが何よりです。

できること: お住まいの地域の公民館や地域包括支援センターで、高齢者向けの体操教室や認知症予防のプログラムがないか聞いてみましょう。自治体の広報誌にも載っていることが多いです。

ケア・接し方

神経科医が明かす、早歩きが高齢者にもたらす圧倒的なメリット。認知症リスクは半分に

2026-07-14 20:00 JST / Business Insider Japan

どんなニュース? 80歳以上で若い人と同じくらいの速さで歩く人は、認知機能の衰えリスクが半分になるという研究結果が報告されました。目安は時速5kmほど、1日30分以上の早歩きです。歩く速度が脳の元気を保つことにつながる可能性があります。

よりそいポイント: 介護をしていると、自分のことは後回しになりがちです。でも、ほんの少しだけ「歩く速さを意識する」だけで、ご自身の将来の健康につながります。お散歩がてら、ご家族と一緒に少し早歩きをしてみるのもいいですね。無理のない範囲で、です。

できること: 今日の買い物やお散歩で、いつもより「ちょっと早足」を意識してみてください。無理に30分続けなくても、5分からで大丈夫です。

ヘルパーが認知症の高齢者に体を触られた…でも「セクハラと決めつけないで」 認知症と性の翻訳者が語る深層

2026-07-15 10:30 JST / dメニューニュース

どんなニュース? 認知症の高齢者の性的な言動をどう理解すればいいかを考える本『認知症と性とウェルビーイング』の翻訳書が出版されました。日本では話しづらいテーマですが、QOL(生活の質)の一部として見直す視点を紹介しています。

よりそいポイント: 介護の現場で、ご家族の性的な言動に戸惑った経験がある方もいるかもしれません。「嫌だな」と感じるのは自然なことです。そのうえで、「その人の何がそうさせるのかな」と行動の背景に目を向けてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。気になる方は、この本を手に取ってみるのも一つの方法です。

家族・当事者

物忘れが激しくなった夫。念のため病院で検査したら…「若年性認知症」?/夫がわたしを忘れる日まで(7)

2026-07-14 22:35 JST / ママテナ

どんなニュース? 45歳の夫が若年性認知症と診断される瞬間を描いたマンガ連載の第7話です。妻は「念のための検査」のつもりでしたが、医師から「若年性認知症です」と告げられ、動揺します。診断を受けた家族の戸惑いや悲しみがリアルに描かれています。

よりそいポイント: 「自分だけではない」と思えることが、介護を続ける力になります。このマンガは、同じように若年性認知症の家族を支える方にとって、自分の気持ちを言葉にしてもらえたような安心感があるかもしれません。一人で抱え込まず、同じ立場の人の体験に触れることも、心の支えになります。

できること: 若年性認知症の相談は、お住まいの地域包括支援センターや、若年性認知症コールセンター(全国統一ダイヤル:0570-011-000)でも受け付けています。一人で悩まず、まずは話してみてください。

きょうのことば

若年性認知症 65歳未満で発症する認知症のことです。働き盛りの世代を直撃するため、仕事や子育てとの両立が大きな課題になります。専門の相談窓口がありますので、一人で抱え込まないでください。

レカネマブ アルツハイマー病の原因とされる物質(アミロイドβ)を取り除くお薬です。病気の進行を遅らせることが期待されています。完全に治す薬ではなく、早期の段階で使うことが大切です。

MINDダイエット 認知症の予防に良いとされる食事のとり方です。緑黄色野菜やベリー類、魚などを積極的にとり、バターや甘いものは控えめにする方法です。無理なく続けることが何より大切です。

今日も、大切な人のそばで過ごすあなたに、心からのエールを送ります。ひとりで抱え込みすぎないで、周りの助けを少しずつ受け取ってくださいね。