今日は、アルツハイマー病の治療薬を自宅で使えるようになるという明るいニュースがありました。帯状疱疹のワクチンと認知症の関係や、日々の暮らし方で脳の健康を保つ研究についてもお伝えします。
ケア・接し方
ライフスタイルプログラムが、認知症リスクのある高齢者の脳の健康を改善
2026-07-14 13:49 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 国際会議で、食事や運動などの生活習慣を見直すプログラムが、認知症のリスクがある高齢者の脳の健康を改善したと報告されました。ラテンアメリカの複数の国で行われた取り組みです。
よりそいポイント: 特別な薬ではなく、日々の暮らし方の見直しで脳の健康に良い影響があるというのは、誰にでもできることなので安心につながりますね。無理のない範囲で、毎日の散歩やバランスの良い食事を心がけてみましょう。
できること: お住まいの地域の介護予防教室や認知症カフェに参加してみると、同じように気をつけている仲間と出会えます。地域包括支援センターに問い合わせると情報が得られます。
不安を和らげ、心をつなぐ。編み物ボランティアから広がる「認知症マフ」の輪
2026-07-14 14:00 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 編み物ボランティアが作った「認知症マフ」というマフラーが、認知症の方の不安を和らげる工夫として広がっています。手触りの良い編み目や、触ると落ち着く仕掛けが施されています。
よりそいポイント: 認知症の方が手元で何かを触っていると落ち着くことはよく知られています。手作りのマフラーは愛情も伝わる素敵なアイデアですね。市販の手触りの良いおもちゃやぬいぐるみでも代用できます。
医療・研究
エーザイなどのアルツハイマー病薬、FDAが在宅初期投与を承認
2026-07-14 08:34 JST / Google News「アルツハイマー」
どんなニュース? アルツハイマー病の治療薬(レケンビ)について、アメリカのFDAが、病院ではなく自宅で初期の段階から投与できることを承認しました。これまでは病院で点滴を受ける必要がありました。
よりそいポイント: 治療の負担が大きく減る可能性があります。日本でも同じような対応が広がるかどうか、今後の動きが注目されます。治療に興味があれば、もの忘れ外来の医師に相談してみてください。
GLP-1薬は認知症を予防できるか? アルツハイマー病協会が1億ドル規模の国際共同治験を発表
2026-07-14 14:19 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 糖尿病の治療薬として知られるGLP-1という種類の薬が、認知症の予防にも効果があるかどうかを調べる大規模な国際共同治験が発表されました。総額1億ドル(約160億円)もの規模です。
よりそいポイント: すでに糖尿病で使われている薬に新たな可能性が見つかるかもしれません。研究の成果が出るまでには時間がかかりますが、治療の選択肢が増えるのは心強いニュースです。
高齢者への帯状疱疹ワクチン接種で認知症リスクが低下?
2026-07-13 23:45 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 帯状疱疹のワクチンを接種した高齢者は、受けていない人に比べて認知症のリスクが低いという研究結果が報じられました。
よりそいポイント: 帯状疱疹のワクチンは50歳以上で接種が推奨されています。まだの方は、お近くの医療機関に相談してみるのも良いかもしれません。
できること: かかりつけ医に帯状疱疹ワクチンについて相談してみましょう。自治体によっては費用の一部を補助してくれる場合もあります。
制度・行政
老健施設、より幅広い病院からの受け入れが可能に 厚労省がルールを明確化
2026-07-14 18:38 JST / 介護ニュースJOINT
どんなニュース? リハビリをして自宅に戻ることを目指す施設(「老健(ろうけん)」と呼ばれます)について、受け入れ対象となる病院の範囲が広がりました。急性期の治療を終えた方が、よりスムーズにリハビリ施設に移れるようになります。
よりそいポイント: もしご家族が入院したあと、自宅に戻る前にリハビリ施設でのケアが必要になった場合、これまでよりスムーズに施設を利用できる可能性があります。ケアマネジャーさんに相談するときの参考にしてください。
できること: 施設入所の手続きはケアマネジャーさんが中心になって進めてくれます。不安なことは何でも相談してみてください。
サービス・施設
「ゴイッショやす」利用者増 介護施設送迎と買い物支援の全国初サービス
2026-07-14 05:01 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 滋賀県野洲市で始まった「ゴイッショやす」というサービスの利用者が増えています。介護施設の送迎バスに、買い物に行きたい高齢者も一緒に乗せて買い物を支援する、全国初の取り組みです。
よりそいポイント: 施設を利用していない高齢者も送迎バスを使えるので、地域で暮らし続けるための助けになります。このようなサービスが全国に広がると、外出の機会が増えて認知症予防にもつながりそうです。
家族・当事者
認知症への正しい理解促進へ 千葉県が当事者5人をアンバサダーに任命
2026-07-14 15:46 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 千葉県が、認知症のご本人5人を「アンバサダー(広める役)」に任命しました。ご本人たちが自分の言葉で認知症のことを伝え、正しい理解を広める活動をします。
よりそいポイント: 認知症の人が自分から発信することで、社会の誤解が減っていきます。「認知症になっても自分らしく生きられる」というメッセージは、介護する家族にとっても励みになりますね。
ホルスタイン・モリ夫が笑える認知症スナックをスタート
2026-07-14 09:00 JST / Google News「認知症」
どんなニュース? 札幌よしもとの芸人さんが「認知症スナック」というイベントを始めました。笑いを通して認知症への理解を深める取り組みです。
よりそいポイント: 認知症のことを堅苦しく考えず、笑いながら知ることができる場があるのは素晴らしいです。こうした楽しい取り組みが増えると、地域全体の理解も自然に広がっていきそうです。
きょうのことば
老健(ろうけん) リハビリをして自宅に戻ることを目指す施設です。正式には「介護老人保健施設」といいます。病院での治療がひと段落したあと、自宅に戻る準備をするために利用することが多いです。
帯状疱疹(たいじょうほうしん) 水ぼうそうと同じウイルスが原因で起こる病気です。加齢とともに免疫力が下がると発症しやすくなり、50歳以上の方にワクチン接種がすすめられています。
GLP-1薬 もともとは糖尿病の治療に使われる薬の一種です。最近は体重減少効果でも注目されていますが、認知症予防への効果も研究され始めています。